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お口の細菌が病気の原因に⁉︎

こんにちは!福岡市南区大橋 無料託児サービスがある歯医者 、平岡歯科クリニックです!当院は大橋駅から歩いて徒歩5分です。提携駐車場もございますのでお気軽にお尋ね下さい。

お口の中の細菌が病気の原因になるってご存知ですか?
お口の中にいる細菌は、虫歯や歯周病の原因になるのはよく知られています。しかし、細菌はお口の中だけに留まらず、さまざまな病気のリスクと関連しています。
では、どのようにして全身に影響を及ぼすのでしょうか。今回はその細菌がどのようにして病気を引き起こしているのか?また、関連する病気についてご紹介します。

ケース① 唾液とともに飲み込んでしまう
通常、唾液や食べ物などの異物が気管に入ると、むせて排出されます。しかし嚥下機能(飲み込む機能)が低下すると、一緒に細菌が口から気管に入ってしまうのです。
ひどい場合には肺まで入り込み、炎症を起こしてしまうことも。これを「誤嚥(ごえん)性肺炎」といい、この病気が原因で年間4万人の方が亡くなっています。

ケース② 炎症部位から血管に入り込んでしまう
出血した歯ぐきなど炎症を起こしているところから、細菌が血管の中に侵入。血流に乗って全身をめぐり、さまざまな病気のリスクを高めてしまうことがあります。糖尿病や肥満、認知症、早産・低体重児出産などにつながることがわかっています。

お口の中の細菌は、この2つのルートで体内に侵入します。逆に言えば、正しくケアすれば健康につなげる事ができます。
細菌をゼロにすることはできませんが、少ない状態で維持することはできます。そのためには、お口全体をケアすることが大切です。

では、どのように対策をしたら良いのでしょう?
答えは、おうちのでのケアと定期検診です!
当院では、患者様のお口の中の環境に合わせて、メンテナンスの期間を決めさせていただいております。
歯ぐきの検査をして歯周病の有無を調べたり、お口の中を歯垢染色剤で染めて虫歯のリスクをチェックして、おうちで取りきれなかった汚れをしっかりと落としております。
また、おすすめのケアグッズをご紹介し、使い方もお伝えさせていただいております。
定期検診を受けているかたと、そうでない方の残っている歯の本数は、長い目でみると80代で約9本近く違います。
歯がしっかり残り、ご飯をきちんと噛んで食べられると、健康寿命も長くなるそうです!
気がついた時が初め時です!一緒に大切な歯を守っていきましょう❗️