こんにちは!福岡市南区大橋 キッズスペースがある歯医者 平岡歯科クリニックです。当院は大橋駅から歩いて徒歩5分です。提携駐車場もございますのでお気軽にお尋ね下さい☆彡
タイトルにもあるように、フッ素もキシリトールも虫歯予防に良さそう!でも。。。どっちが効果があるのでしょう⁉︎
答えは、どちらもです!
前回のブログでフッ素の効果について書かせて頂きましたが、フッ素の三大効果は、
①虫歯になりかけた初期の虫歯を元に戻す作用がある。
②虫歯菌が出す酸の生成を抑制する
③虫歯になりにくい、強い歯の質になる
と言ったように歯を守ったり、強くしてくれます。
対してキシリトールとはどんなものなのでしょう。
キシリトールの主な働きは。。。
①虫歯菌の活動を弱めてくれる
私たちの口の中に存在する「ミュータンス菌」は、虫歯の原因となる細菌です。ミュータンス菌は、糖分をもとに「酸」を作り出します。この酸が、わたしたちの歯の表面を少しずつ溶かし、虫歯にしてしまいます。
しかし、キシリトールはミュータンス菌に取り込まれても、酸が産生されません。また、ミュータンス菌に取り込まれたキシリトールは、ミュータンス菌の活動を弱める働きをしてくれます。
②虫歯になりかけた歯を修復してくれる
キシリトールは、唾液中のカルシウムの濃度を高めてくれます。キシリトールとカルシウムが歯の表面に取り込まれると、酸で溶かされて虫歯になりかけた部分を修復してくれます。この働きを歯の再石灰化といいます。
③唾液の分泌を促進させ、口臭を予防する
お口の乾燥は、口臭の原因となります。唾液が少なくなると、お口の中の細菌が増殖します。そして、お口の中の食べ物のかすなどを分解して、嫌な臭いのガスを発生させます。
キシリトールを摂ることにより、味覚が反応して唾液の分泌が盛んになります。唾液が細菌を殺菌し、洗い流してくれるので、口臭が軽減されるのです。
フッ素と似たような効果がありそうですが、フッ素とキシリトールを使うことによって、更に予防効果はUPされるとに言われています。
ただし、フッ素もキシリトールも虫歯予防の補助的な手段です。歯磨きや、正しい食生活を怠ると、いくらフッ素やキシリトールを摂っても虫歯になってしまいます。また、定期検診も受けましょう!
当院では、100%タブレットの販売を始めました!大人用はミントとオレンジ味。
子供さんはいちご味とグレープ味が半分ずつ入ったものををおいております。
美味しく食べて、虫歯予防を目指しましょう‼️