口臭について
口臭についてはお悩みの方がたくさんいらっしゃいます

- 家族から口臭があると言われた方
- ご自分で朝起きた時に口臭が気になる方
- 自分では気づかない口臭で人が離れていくのではないかと心配な方
- 自分の子供の口臭が気になる方
普段私たちが生活している中でも口臭についてはトラブルがあります。
- 仕事で商談している相手の口臭が強い
- パートナーの口臭が受け入れられない
- 電車内の隣の方の口臭が耐えられない
もし、自分に口臭があって相手に不快な想いをさせてしまっているのであれば治しておくことをお勧めします。
まずはご自分の口臭について確認してみましょう。 朝起きてすぐのお口の匂いはとても臭いものです。なぜならばお口の中は口腔内常在菌が多く存在しています。就寝時の間に唾液の分泌が減り、唾液の中の菌が濃縮された状態になりある程度の匂いがするようになります。もちろん普段のお口のお手入れが悪い人はより口臭は強くなります。
なので朝起きて歯磨きをしっかりしてください。その後にマスクなどでお口を覆った状態でお口の匂いを確認してみてください。口臭を感じる方は要注意です。もし、わからなければご家族に確認してもらいましょう。
次に口臭が感じられる方はまず、クリニックにお越しください。 口臭の原因がどこから来ているのかを探しましょう。
口臭の原因となるもの
- 歯の汚れ(歯周病)によるもの
- 虫歯や歯の根の病気によるもの
- お口の乾燥によるもの
- 体の病気によるもの
口臭の原因で最も多いのは歯の汚れによるものです。人のからだは代謝と言って常に表面が新しい細胞に変わっていきます。ヘビが脱皮するように人の皮膚や粘膜、髪や爪なども生きているかぎり新しいものに変わり続けます。なので手になかなか取れない汚れが付いたとしても翌日にはほぼ取れていることがありませんか。 しかし、歯だけは変わることがなく新しくなりません。一度汚れがつくと歯ブラシなどで取らないととれないので毎日の歯磨きをサボってしまうと蓄積して口臭の原因になります。代謝が起こって勝手汚れが取れてくれない唯一のからだの場所なのです。
一度糸ようじで歯の間の汚れを取って匂いを確認してみてください。すごく臭いと思いますが・・ それが口臭の主な匂いです。それはいわゆる「食べかす」が細菌とくっ付いて腐った腐敗臭です。 または歯周病が進むと歯と歯茎の間に歯周ポケットというものが深くできてしまいます。その中に汚れがついてしまうと自分で取ることはできません。歯医者さんで専用の機械でとらなければいけません。
平岡歯科クリニックではこの歯周ポケットに入ってしまった汚れを取ることで歯茎の炎症が改善して口臭も改善する治療をお勧めします。その際のポイントとしては歯周ポケット内の歯の壁を傷つけないことが重要になってきます。詳しくはサイト内の医院紹介からスウェーデン式予防コースをご覧ください。
その他、虫歯や歯の根の病気については積極的に歯の治療をしましょう。ほっておいて治るものではありませんのでご相談ください。ご一緒に治療計画を立てていきます。
お口の乾燥の原因
お口の乾燥による口臭については乾燥の原因をみていきましょう。
乾燥の原因は加齢または更年期障害、朝起きてすぐの場合、常用している薬による副作用、口呼吸などがあります。対症療法としては医師または歯科医師にご相談ください。 体の病気によるものについては糖尿病などの全身疾患があります。糖尿病に関しては歯科との関連が大きくあると言われています。一度ご相談ください。
生理的口臭
この他に生理的口臭というものがあります。
これはお子様などの口臭がよくあげられます。代謝の多いお子様は体臭も強い場合(足、頭が臭いなど)があり、同様に口臭が強くなることがあります。これらは体の異常ではありませんので心配ありませんが、最近のお子様の中で、口呼吸になっている方は注意が必要です。
口呼吸とは、字のとおり口で呼吸するということです。通常は鼻呼吸といって鼻で呼吸することで鼻の奥の副鼻腔という空間で加湿、加温、汚れを浄化して気管に送られることが健康的な呼吸法です。
しかし、口呼吸になってしまうと屋外の汚れた空気がダイレクトに気管に入り、病気になりやすく様々な炎症を起こしやすくなります。そして、口呼吸の原因としてはお口を閉じる筋肉が弱いため「お口がポカーンと開いている」お子さんが最近多いように思います。
これは固い食べ物を食べなくなった現代の食生活に原因があります。ハンバーグなどの柔らかい物を食べる機会が多いと咀嚼(噛む)する回数が減ります。それによってお口の周りの筋肉が鍛えられずお口が閉じにくくなります。お口で呼吸することが増えると免疫が落ちて鼻炎が起こりやすくなり、さらに口でしか呼吸できなくなり悪循環となります。
口呼吸になるとお口が乾燥した状態になりますので唾液が濃縮され口臭が強くなります。また、細菌が歯に定着しやすくなるため虫歯も出来やすくなるでしょう。
口臭は大きく4つに分けて考えます
ひとくちに口臭といっても、原因は一つではありません。一般的には次のように整理して考えます。原因によって対処の仕方が変わりますので、ご自身がどれに当てはまりそうかを知ることが出発点になります。
| 生理的口臭 | 起床直後、空腹時、緊張したときなど誰にでも起こるにおい。歯みがきや食事、水分で軽くなります。 |
|---|---|
| 病的口臭 | 歯周病、むし歯、歯の根の病気、合っていない詰め物のまわりの汚れなど、お口の中の病気によるもの。治療しない限り続きます。 |
| 飲食物・嗜好品によるもの | にんにくやアルコール、たばこなど。時間とともに消えていく一時的なにおいです。 |
| 心理的な口臭 | 検査をしても強いにおいが確認できないのに、ご本人が気にしている状態。客観的に確認することで不安が軽くなることがあります。 |
このうち、歯科で改善を目指せるのは主に病的口臭です。実際には、気にされているにおいが「生理的なもので心配のない範囲」だったというケースも珍しくありません。
見落とされやすい舌のよごれ(舌苔)
歯の汚れと並んで口臭の原因として知られているのが、舌の表面に付く白っぽい汚れ、舌苔(ぜったい)です。舌の細かい凹凸に細菌やはがれた粘膜、食べかすがたまったもので、においのもとになる物質をつくります。
鏡の前で舌を出してみて、奥のほうが白く厚く覆われている場合は、ケアを見直してみましょう。ただし、こすりすぎは禁物です。
- 舌専用のブラシやクリーナーを使い、奥から手前へ、力を入れずに数回動かす
- 回数は1日1回程度で十分。朝の歯みがきのときがおすすめです
- 歯ブラシでゴシゴシこすらない(舌の表面を傷めて、かえって汚れが付きやすくなります)
- うっすら白い程度は正常な範囲です。すべて取り除こうとしなくて構いません
ご来院からの流れ
においのことは相談しにくいと感じる方もいらっしゃいますが、遠慮は要りません。次のような流れで原因を探していきます。
- お話をうかがう:いつから気になるのか、時間帯による違い、口の渇き、服用中のお薬、口呼吸の有無などをお聞きします。
- お口の中の検査:むし歯、歯の根の状態、歯ぐきの炎症、歯周ポケットの深さ、舌の状態、合っていない詰め物がないかを確認します。必要に応じてレントゲンも撮影します。
- 原因に応じた治療:歯周病が原因であれば歯石とバイオフィルムの除去を、むし歯や根の病気があればその治療を進めます。詳しくは歯周病治療のページをご覧ください。
- セルフケアの見直し:歯ブラシの当て方、歯間ブラシや糸ようじの使い方、舌のケアをお伝えします。
- 定期的なメンテナンス:改善した状態を保つため、クリーニングを続けていただきます。
唾液を減らさないための日常の工夫
唾液には、お口の中を洗い流し、細菌の働きを抑えるはたらきがあります。唾液が減ると口臭は強くなりやすいため、乾きを防ぐ工夫が役立ちます。
- 食事のときによく噛む。噛む回数が増えると唾液が出やすくなります
- こまめに水分をとる。カフェインやアルコールのとりすぎには注意します
- 鼻で呼吸することを意識する。日中に口が開いていないか確かめてみましょう
- キシリトール入りのガムなど、砂糖を含まないものを噛む
マウスウォッシュやスプレーは一時的ににおいを抑えるには便利ですが、原因そのものを取り除くものではありません。香りで隠し続けるより、原因を見つけて対処するほうが確実です。
歯科以外に原因があることもあります
お口の中を調べても原因が見当たらない場合、鼻やのどの病気(副鼻腔炎、扁桃の炎症など)、胃腸の状態、糖尿病をはじめとする全身の病気が関わっていることがあります。その場合は、耳鼻咽喉科や内科での確認をおすすめします。
受診の目安は、歯みがきや舌のケアをしても数週間以上においが続く場合、家族から繰り返し指摘される場合、歯ぐきからの出血やお口の乾きをともなう場合です。原因の多くはお口の中にありますので、まずは歯科で確認するところから始めてみてください。福岡市南区大橋の当院へ、ご予約のうえお越しください。
よくあるご質問
Q.自分の口臭を自分で確かめる方法はありますか?
A.コップやポリ袋に息を吐いて数秒おき、あらためてにおいを確かめる方法が知られています。デンタルフロスを歯と歯の間に通し、においを確かめるのも目安になります。ご自身の鼻はにおいに慣れてしまうため、気になるときは検査を受けるのが確実です。
Q.歯みがきをきちんとしているのに、口臭が続くのはなぜですか?
A.歯ブラシだけでは、歯と歯の間や歯周ポケットの中の汚れは落としきれません。舌の汚れ、合っていない詰め物のまわり、歯の根の病気が原因のこともあります。原因の場所が特定できれば、対処の方法も見えてきます。
Q.クリーニングを受ければ、その日から口臭はなくなりますか?
A.汚れを取り除くことで改善する方は多いのですが、歯ぐきの炎症が治まるまでには時間がかかります。歯がある限り細菌は再び付着しますので、毎日のケアと定期的なメンテナンスを続けることが大切です。
Q.子どもの口臭も歯科で相談できますか?
A.はい、ご相談いただけます。お子さまの口臭は生理的なものであることが多いのですが、口がいつも開いている、鼻がつまりやすいといった場合は、あわせて確認したほうがよいことがあります。保護者の方の治療中は、無料託児サービス(要予約)もご利用いただけます。
