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大人の虫歯と子どもの虫歯(´-`)

こんにちは!福岡市南区大橋 提携駐車場がある歯医者 平岡歯科クリニックです。駐車場は、徒歩1分の所にございますのでお気軽にお尋ね下さい。ちなみに、自転車、バイクは当院ビルの裏側にありますのでご利用下さい。
まだまだ新型コロナウイルスの拡大が心配な状況ですが、当院ではウイルス感染対策を行なっております。ご来院の際は検温、毎回の問診票をご記入頂いております。また、診療室内でも、患者様への手の消毒、うがい薬によるうがいを実施しておりますのでご理解頂きますよう、宜しくお願い致します。

「歯が最近、茶色になってるところがある。歯がしみる…だけど、歯医者に行くのは、怖いし、コロナも心配だし…。」という方も多いと思います。
実は、大人の虫歯は、痛みがないままに進行することを知っていますか?
子どもの虫歯と大人の虫歯は、できる過程が違います。子どもの虫歯は痛みが出やすかったり、急に歯に穴が空いて歯医者に行かざるをえない状況に。しかし、子どもの虫歯は近年、保護者がしっかり歯磨きチェックを行っている、またはフッ素の普及などの成果で、どんどん減っています。
一方、大人の虫歯は、痛みが出にくく、自覚がないまま進行するため、治療が遅れがち。そんな大人虫歯についてお話しします!

☆大人の虫歯は、歯と歯ぐきの境目が要注意!

子どもの虫歯は噛む面の溝が虫歯ができやすいところです。子ども虫歯の主な原因は、歯の深い溝にたまる汚れが取り切れていないこと。おやつのカスが残るなどして、虫歯の原因になっていたのです。

しかし、大人の虫歯は、子どもとは違うところが多くあります。まず虫歯ができやすい場所は、歯と歯ぐきの境目。というのも、歯周病や加齢によって、歯ぐきの位置が下がってくるためです。
歯は本来、硬い「エナメル質」でおおわれていますが、歯ぐきが下がって露出する部分は、やわらかい「セメント質」や「象牙質」でできています。そのため虫歯になりやすいのです。
歯のくいしばりグセがある人や、歯ぎしりをする人は要注意。圧力で、歯と歯ぐきの境目が壊れて、歯ぐきの根元が露出し、虫歯になりやすくなるからです。

また、過去に治療をした歯の詰め物の間から虫歯ができることも。歯と金属のわずかな境目から虫歯ができたり、虫歯の悪いところがとりきれておらずに菌が繁殖したり。ガムなどを噛んでいるとき詰め物がポロッと取れて、中が見えた時には虫歯が進んでいるということもあります。
さらに、詰め物がとれたところは、やわらかい象牙質なのでどんどん虫歯が進行します。詰め物が取れたら、痛みがなくてもすぐに歯医者で治療しましょう。

☆広くて浅いのが大人の虫歯

大人と子どもの虫歯には、できかたにも違いがあります。子どもの虫歯は、一般的に“狭くて深い”。入口は狭くても、奥の方で進行していて、ある日、壁が抜けるように穴が空くということがあります。
子どもの虫歯は、歯の神経まで達していることが多いため、痛みを感じます。大人になると、よほど歯磨きができてない人でないかぎり、こうした虫歯はできにくいのです。

一方、大人の虫歯の特徴は‟広く浅い“こと。歯は茶色っぽかったり、黄ばんだ感じになります。しかし、削ってみるとさほど深くなく、浅く広範囲に広がって歯を弱めていきます。 浅いため、神経まで到達せず、痛みを感じることは少ない傾向があります。だから、気づきにくいのが大人の虫歯なのです。

しかし、すでに神経を取っている歯の場合、虫歯が進んでも痛みはでません。そのため、どんどん虫歯が進行し、あるとき急にポキッと歯が折れる、ということも。

☆これが大人の虫歯になりやすい人

口の状態や歯の手入れ方法の違いで、虫歯のできやすい、できにくいがわかります。大人虫歯になりやすいかどうか、下記のリストでチェックしてみましょう。

⬜︎ 朝起きたとき、口が渇いている感じがする
⬜︎ 口呼吸している
⬜︎ 歯の表面が茶色くなりやすい
⬜︎ たばこを吸う
⬜︎ 甘いものなど、間食をよく食べる
⬜︎ スポーツドリンクや清涼飲料水をよく飲む
⬜︎ 歯磨きにフロス・歯間ブラシを使っていない
⬜︎ 寝る前に歯を磨かないことがよくある 

チェックが1つでもついた人は、大人の虫歯になりやすい人です。

口呼吸していると、口内が乾きます。唾液は口の中をきれいにする役割があるので、口呼吸で乾燥した口内は虫歯ができやすい状態に。唾液で歯をきれいにできないので、歯が茶色く着色しやすくなる傾向が。そして、いびきをかく人も口呼吸になっています。

また、スポーツドリンクは体にいいイメージですが、糖分が高いのが問題です。飲んだ後はお水やお茶でお口の中の糖分濃度を下げましょう♪

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