歯の豆知識

口腔内予防

こんにちは!
福岡市南区大橋 キッズスペースがある歯医者 平岡歯科クリニック歯科助手・受付の神崎です!

当院は大橋駅から徒歩5分です。

近隣に駐車場もございますので車で来られる方もお気軽にお越しください♪

さて今回の豆知識は、口内炎・口角炎の栄養対策についてご紹介します!

口内炎は口の中の粘膜や舌に起こる炎症の総称のことです。粘膜が広範囲に赤くただれたり、周囲が赤く、丸く白っぽい潰瘍ができるアフタ性口内炎ができたりするのが一般的な症状です。

口角炎は口の端(口角)が切れたりただれたりすることを言います。痛みを伴い、食事が摂りにくい、しゃべりにくいなどの症状が出ることもあります。原因はやけど、虫歯、合わない入れ歯などさまざまですが、その背景には免疫力の低下やビタミン(特にB群)の不足が考えられます。疲労やストレスなども誘発要因です!

対策としては歯みがきやうがいを欠かさず行い、口の中を清潔に保つことが大切です。疲労やストレスなど、直接の原因を取り除くことも重要です。また、口の中が乾燥していると口内炎を起こしやすいと言われています。水分不足にならないよう注意し、食事はなるべくよく噛んで唾液を出しやすくすると良いです!

口内炎や口角炎があると、食事がしにくく、食欲が落ちて栄養状態が悪くなりがちです。栄養バランスに気を配り、温度や味で刺激が強くならないようにしましょう!ビタミンA、B群、Cは粘膜を健康に保つ働きがあり、亜鉛や鉄などのミネラルは新陳代謝に必要な成分です。これらの成分をきちんと補給すると良いです!

★必要な栄養素・食品
〈ビタミンA〉
レバー、うなぎ、緑黄色野菜など
〈ビタミンB2〉
魚介、肉、納豆など
〈ビタミンC〉
野菜、果物など
〈鉄分〉
肉、魚介、海藻など
〈亜鉛〉
魚介、肉など

口内炎・口角炎の時の食事の工夫としては口当たりの良い食品や水分の多い食品を利用する、スパイスや生野菜は避ける、柔らかく調理する、調味はうす味にする、熱いもの、辛いもの、酸っぱいものは避けることです★

★効果的な食べ方
①ビタミンAは色の濃い野菜から
緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンは、
体内で必要量に応じてビタミンAに変換さ
れます。摂り過ぎても過剰症にならないの
で、安心してたっぷり食べられます。

②ビタミンB群は水なし調理で
ビタミンB群は水溶性なので、焼く、蒸す
といったできるだけ水を使わない調理法が
ベストです。新鮮な魚介は刺身で食べると
良いです!

③ビタミンCも水なし加熱が最適
ビタミンCも水溶性のため、ゆでるより蒸
すほうが効率よく摂れます。水なし短時間
で火を通せる電子レンジ加熱もおすすめで
す。

④鉄や亜鉛などのミネラルは魚介から
植物性食品よりも動物性食品に含まれてい
るミネラルのほうが吸収率が高いので、効
率よく摂るためには魚介が良いです。特に
かきやあさりなどの貝がおすすめです。

こんにちは!受付の戸高です(^_^)
さて、私からは歯ぐきが腫れた際の自宅でできる対処法についてご紹介させていただきます!

まずは、歯ぐきが腫れてしまう原因についてです。
原因としては、
・細菌の繁殖
・歯肉炎、歯周炎
・歯ぐきの腫瘍
・磨き残し(特に歯ブラシが届きにくい親知らずなど)
が、挙げられます。

対処法としては、

1、冷やす
歯茎の腫れは、たいていは炎症を起こしていて、膿がたまっていることによるものです。鈍痛やズキズキした痛みが生じてきます。濡れタオルや氷などで、外から冷やすことで、痛みを軽減することができます。

2、市販の痛み止めを飲む
痛みが大きい場合には、市販の消炎・解熱剤などで、痛みを軽減することもできます。ロキソニン等です。痛みを我慢していると食欲なども落ちてしまいがちなので、痛みを軽減し、しっかりと栄養を取ることが大切です。ただし、そのまま痛みが消えても、歯科医で診てもらうようにしましょう。

3、お口の中の消毒
うがい薬はのどの炎症だけでなく、歯茎の細菌の殺菌にも有効ですので、うがい薬で消毒してみましょう。アルコール系のマウスウォッシュでは、腫れを刺激してしまう場合もあるので、市販のうがい薬を使うようにしましょう。イソジンやコンクールがおすすめです。

4、体力を回復させる
歯茎の腫れは、疲れがたまっていたり体調が悪いときなどに、抵抗力が落ちて、細菌の繁殖を抑えられず悪化することもあります。上記で紹介した応急処置をするとともに、体を安静にして、体力を回復することにも努めてください。

5、柔らかい歯ブラシを使う
歯が腫れて痛いからといって、歯磨きをしないのも、口内の細菌を増やすことにつながり、良くありません。いつもよりもやわらかい歯ブラシを使って磨くようにしましょう。

歯茎の腫れは、主に、歯や歯茎の隙間にたまった歯垢に繁殖する細菌などによるものです。日々のセルフケアの継続と定期検診でのクリーニングが大切です!

予防のためにもぜひ定期検診にお越し下さい(^_^)

次は本田さん・まゆみさんです!お願いします(^_^)