歯の豆知識

母乳とむし歯の関係

こんにちは!福岡市南区大橋 キッズスペースがある歯医者 歯科衛生士の八尋です。当院は大橋駅から歩いて徒歩5分です。提携駐車場もございますのでお気軽にお尋ね下さい☆彡

さて、子育て中のお母さんにとって、母乳とむし歯の関係は気になると思います。

赤ちゃんにとって母乳は栄養源であり、お母さんとのスキンシップに欠かせないものです。今は大きくなった我が子も赤ちゃんの頃はせっせと母乳を与え、いったいいつまで続くんだろ〜と思いながら子育てしておりました(^^;)

寝ながらの哺乳、頻回な授乳…。特に年令が一歳を過ぎた頃には歯も生えているのでむし歯が心配になってきます。

実は、母乳のみ与えている時期にむし歯は出来ません。ただ、母乳のみ与えている時期は本当に小さいうちで、離乳食が始まる頃には乳歯が生えてきています。

実は、色々な物を食べ始める時期に母乳を飲み続けている子どもはむし歯の発生率が多くなりやすいのです。子どもにむし歯菌(ミュータンス菌)が定着するのは乳歯が生えてくるとともに徐々に生じてきて、1〜2歳代で菌が検出されるレベルになってきます。

そして、1〜2歳代のむし歯に関するデータによると…母乳を続けている。寝ながら授乳している。甘いものを頻繁に食べている。歯磨きをしているか。によってむし歯の差が見られるようになります。

1歳を過ぎると母乳は栄養源としてよりも、精神的な安定を求めるものになります。

卒乳は子どもの自立へのステップアップでもあるので、しっかりとコミュニケーションをとりながら進めていって頂きたいと思います。

むし歯の予防については、歯が生えてきたら歯のお手入れとフッ素もおすすめします。卒乳までの間、安心して母乳を与えるには食生活やお口のケアでむし歯のリスクを減らす事が大事です。

また、むし歯菌は周りからの感染により菌が定着してしまいますのでお箸の共有などはやめましょう(^-^)

当院では子どもさんのフッ素を行なっております。歯についてご心配な事がありましたらお気軽にご相談下さい(๑❛ᴗ❛๑)

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