歯の豆知識

口腔ケアと肺炎

こんにちは!

平岡歯科クリニック デンタルカウンセラーの松尾です。

すっかり寒くなってきましたね~。

うがいする水道水が冷たくて歯にしみる今日この頃です…^^

でも、風邪・インフルエンザ予防!

皆さまもお気をつけくださいませ!!

 

さて先日、私自身の口の中のバイ菌を顕微鏡で見てみました。

針の先でちょこっととっただけの、その中に…

うぎゃ~~~!!!

菌がウネウネ、ピチピチぴち!!!

わかってはいるものの、速攻で洗口したくなりました…

 

そんなワケで、お口の菌の状態と、体の健康について、

特に『誤嚥性肺炎』への影響についてのお話します。

 

<誤嚥性肺炎とは>

誤嚥性肺炎とは、口腔内の唾液や細菌が誤って気道に入り込むことで起きる肺炎です。

(胃の内容物が嘔吐により気道に入った場合にも誤嚥性肺炎が起こることがあります。)

これを防ぐには食前、食後の口腔ケアでお口の中の菌をコントロールしておくことと

食事中の誤嚥(誤って気道の方へ飲み込んでしまう)防止が大切です。

 

<口腔ケアで肺炎を防ぐ!?>

特に高齢の方については、口腔の衛生状態を良好に保つことにより、誤嚥による肺炎を予防することが報告されています。

実際に口腔ケアを実施したグループと実施しなかったグループの肺炎の発生率を比べると、約40%の差があったそうです。(8020推進財団の資料による)

口腔ケアを行うことにより、口中と喉の細菌の全体数が減り、結果的に肺炎が起こりにくくなる、ということです。

 

<口腔ケアの方法>

まず、毎日のハミガキです。

歯と歯茎の境目に歯ブラシを当てて、力を入れずに小刻みに動かしましょう。

特に、詰め物やかぶせ物のある歯は細菌がいやすく、虫歯の再発も起こりやすいので注意して磨きましょう。

また歯と歯の間は歯ブラシでは届きません。

歯間ブラシやフロス(糸ようじ)も一緒に使ってください。

 

義歯を使っていらっしゃる方は、必ず毎日、義歯洗浄剤などで清掃します。

義歯はやわらかいので、強くみがくと傷つくので歯ブラシで磨かないように注意しましょう。

ブラシを使う場合は義歯専用歯ブラシを使ってください。

 また義歯に細菌がしみ込むと、入れ歯特有のニオイの原因になります。

義歯洗浄剤には除菌効果があり、ニオイの発生を防ぐ効果もあります。

 

詳しい口腔ケアについては当院でもお話しさせていただいています。

お気軽にご相談くださいね!