歯の豆知識

歯周病と小腸の関係

こんにちは!福岡市南区大橋 キッズスペースがある歯医者 歯科衛生士の八尋です。当院は大橋駅から歩いて徒歩5分です。提携駐車場もございますのでお気軽にお尋ね下さい☆

 

今回の豆知識は歯周病と小腸の関係です。

お口と小腸、一見離れているように思いますが、実は密接な関係があるそうです。

そもそも歯肉炎は、免疫細胞が歯周病菌に抵抗して起きる症状です。

もちろん、原因となる歯周病菌を減らすためにしっかりと歯磨きをすることは最も大事です。その他にも出来る事は小腸のケアをするとよいそうです。

なぜかといいますと、「免疫」は体に害を及ぼす物質が体内に入り込んだ時に戦ってくれるものです。これは細胞の一種です。

その免疫細胞の約6〜7割が小腸に存在すると言われています!

小腸は食べ物を吸収する最初の器官なので、体に悪い物を取り込んでしまわないようにフィルターの役目を果たしてくれています。

ただ、その免疫細胞がずっと小腸に留まっているかというとそうではないようです。歯肉に異変が起きると小腸からリンパ節を経由して駆けつけてくれるのだそうです!

なんと頼もしい!

歯肉を守るのは小腸の免疫細胞。歯周病予防のためには日頃から小腸の免疫細胞の能力を高めておく事が大切ですね。

具体的には加工食品を取りすぎず、ヨーグルトやキノコ、発酵食品を摂ったり、直接腸に届く乳酸菌のサプリメントなどもあるようです。

私も小腸をもっと労ろうと思います(o^^o)